Daily .NET TipsによるVisual Studioの出力windowについての便利な設定についての紹介ブログのまとめです。
Get the most out of Output Window in Visual Studio
基本的にデフォルトのまま使っていましたが、いろいろと設定を変更することでより使いやすくなります。
※Visual Studioの出力windowは、ビルドエラーやコンパイルエラー、ビルド対象のプロジェクトの各種設定に関する情報などが出力されるwindowです。
これらの情報は、ビルドやデバッグをするときのトラブルシューティングに非常に役立つ情報です。
改行設定のON/OFF
Visual Studio Codeを使ったことがないので分かりませんが、Visual Studio Codeのようにwindowサイズに合わせた形での折り返し設定のOn/OFFが可能です。
長いメッセージなど、見づらいときは、この設定をすることで見やすくなります。
設定OFFのとき↓
設定ONのとき↓
設定ONで、Windowサイズを変更したとき↓
確かに、折り返されて見やすくなります。
また、Windowサイズの変更にも対応してくれるので、とても見やすいですね!
出力windowの内容の保存
個人的にあまりないですが、出力内容をテキストファイルに出力することができます。
出力して保管しておくことで、今後の参考にしたり、ほかの開発者との情報共有に利用したりすることができます。
テキストファイルに出力する以外にも、出力windowから直接コピペすることもできます。
コピペの方が多用するかなという印象です。
MSBUILD出力レベルの変更
時々必要になるMSBUILDの詳細情報を出力する設定の変更方法についてです。
そういえば、前にもこの設定についての記事を書いた気がします。
kinakomotitti.hatenablog.com
kinakomotitti.hatenablog.com
結果的にあまり使っていませんw
ビルド時に出力windowを自動で表示する設定
地味に嬉しい設定です。
ビルドを開始した時、すぐに出力windowを見たい!
という開発者の方はこの設定は必須ですね。
設定は、以下のところからできます。
デフォルトでこの設定はONでした。
出力情報のフィルタリング設定
使ったことはないですが、これはすごく便利な機能の予感です!
デバッグ時に、出力windowにはさまざまな種類のメッセージが出力されます。
見たかったメッセージがスーッと上がって行って見えなくなる。。。なんてことあると思います。
そんな時に、本当に見たい情報をフィルタリングしてくれる機能です。
2つの方法で設定を変更することができます。
方法1)出力window内で右クリック→見たい項目にチェック
方法2)オプションwindow→デバッグ→出力ウィンドウメニュー
まとめ
今回は知っている設定もありましたが、まだまだ知らない機能、設定が多くあることがわかりました。
特にフィルタリングの設定は知らなかったので今後活用していきたいと思いました!