Daily .NET Tipsの記事のまとめになります。
テーマは、コードの複製コマンドについてです。
結論からになりますが、これまでCtrl +C, Ctrl+Vでコードの複製をしていたものが、Ctrl + E ,Vで簡単に複製できる機能がVisual Studio 2017から搭載されました。
※2018/02時点では、Visual Stuidio2017 previewでのみ利用することができます。
この機能で便利な点は、まず、コピペが一括でできるようになったところです。
しかし、それはCtrlを一回押す手間が省けたくらいのものです。
それ以上に便利な点は何か。。。
この機能でコピーされた情報により、クリップボードの情報を消すことなく複製をすることができる点です!
Ctrl+Cでコピーすると、クリップボードに情報が保存されます。
コマンドから操作できるクリップボードの情報は一世代分しかないため、2回連続でコピーしたとき、1回目の情報は破棄されます。
コードを複製して、中の文字列だけを他の場所に書かれた文字列で置換する。。。
例えば、log4netでログを出力するコードをコピーして、出力内容を複製しようとしたときなど。
//(1)以下のコードをコピーして、 //(2)貼り付けて、 //(3)出力内容を他の場所からコピーして、 //(4)"Test"文字列の場所に貼り付ける logger.Debug("Test"); //↓コピー後のコード(例) logger.Debug(”Sample”);
そういう場合、コードをコピーしてから、出力内容をコピーして。。。
とやることが多かったと思います。
この機能を利用すれば、(3)の文字列をコピーしてから、コードを複製して、(3)の文字列を貼り付け!
という感じで、効率よく作業ができます!
便利です!
※複製機能が有効かどうかは、Visual Stuidioの編集タブの中の項目から確認できます。
まとめ
Ctrl + E + Vで複製!
・・・細かいですが、こういう機能を知り、活用していくことであげられる生産性もあると思います。
細かいところでも気になったらまず調べたり、手を動かしたりすることが大切ですね!