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.NET Framework × UiPath,Orchestrator × Azure × AWS × Angularなどの忘備録

UiPath × Orchestrator × 用語まとめ

いきなりですが、UiPath*1についての記事になります。
UiPathは、Robotを作るツールです。
RPAというキーワードで検索してみるといろいろ情報が見つかると思います。

今回は、(細かいことはまとめませんが、)実際にUiPathのOrchestrator*2を利用する時に戸惑った用語について、簡単な図にまとめたメモを残しておこうと思います。

概要

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上の図では、UiPathのOrchestratorのPackage,Process、Robot、Environmentの関係をまとめています。

Package

・Packageは、UiPath Studio*3で作成するRobotを指しています。
 実態は、Main.xamlとかになる見たいですね。
 Orchestratorでは、Packageを登録するところからRobotの管理が始まります。

Process

・Processは、1個以上のPackageを管理する単位になります。
 Robotにやってもらいたい処理の単位としてとらえてOKだと思います。
 上の図では、1つのProcessに1~3個のPackageを設定しているとことを想定しています。

Robot

・Robotは、文字通り、RPAの主役であり、人間の代わりに作業を自動実行してくれるものを指しています。
 Robotの実態は、1つのPCの1ユーザーとなります。
 Sampleという名前のユーザーを作り、それをRobotとして割り当てておくことで、
 SampleユーザーがRobotとしてorchestratorで管理されることになります。

Environment

・Environmentは、1個以上のRobotを管理する単位です。
 開発用Environmentには、A~CのRobotを割り当て、
 本番用Environmentには、D~FのRobotを割り当てる。
 というような形で環境を管理することができます。
 上の図では、1つのEnvironmentに2つのRobot、3つのPackageが割り当てられています。
 そのため、どれかのProcessを実行したとき、Environmentに登録されている2つのRobotのうち、
 どちらか一方が動き始める。なんていうように動作させることができます。

まとめ

初めての用語・考え方ばかりで戸惑いがありますが、
もっとわかりやすくまとめられるように頑張りますw